ピントの位置にシビアになる
お魚を撮るときに目にピントを合わせることは皆さんよくご存知。 でもどの程度フォーカスにシビアになってますか? せっかく思い通りの露出や構図に仕上がったとしても、目にピントがきていないとちょっと残念です。 小さなサイズの写真なら少々のずれは目立ちませんが、大きくプリントアウトしたときの違いは一目瞭然。 そんながっかりな結果に終わらせないためにも、シビアなピント合わせをしっかりと意識すべき。 今日はピントの位置の大切さと、ずれたときの印象の違いを検証。 えっ?そんなこと分かりきってる? まぁ、そう言わずに今日のこのテーマに付き合って下さい〜。
撮影機材と撮影データは全ての写真で共通です。 そして協力してくれたモデルはプリティテールシュリンプゴビーちゃんです。
SEA&SEA MDX-PRO 5D MarkU + YS110α×2 + VF45 1.2x, CANON EOS 5D MarkU + EF100mm F2.8 マクロ USM, ISO200, 1/125, F13
ピントが微妙に後ろへ
下の写真は、上の写真と同じ位置から撮影、そして同じ構図と露出の別カットです。 顔周辺を拡大しました。 丁度目の後ろあたり、頬のあたりにピントがきてしまったという失敗例です。 拡大してみるとよくわかりますね。
ピントが微妙に前へ
先ほどのものとは逆の失敗。ピントが前にずれてしまったというカット。 お魚の口あたりにピントがきていますね。 後ろに外すよりはましな印象になりますが、失敗は失敗。見逃せません。 オートフォーカスオンリーで撮影していると、こういうことがよく起こります。 使い方によってですが、オートだと手前にあるものにピントを合わせようとしますから。
ピントがビシッ!
今度こそ!ってことで目にしっかりとピントが合いました。 ピントが合っているとお魚のメヂカラも違ってきます。 今回の写真のように、ある程度被写体に寄ってしまうと、絞り値がF13でも被写界深度は2mmほどしかありません。もしくはそれより浅いか。 被写界深度を深くしたければしっかりと絞り込めばよいのですが、同じシャッタースピードだとしたらその分ストロボの光量が必要になるし、あとは写真そのものの印象も違ってきます。 では、どうすれば目にピタッとピントがくるようになるか...。 なるべくレンズの中心近くのAFセンサーで目を捉えるようにする。置きピンのときにはカメラの振りを慎重にする(でもちょっとずれちゃうんですが)。 最良の方法は、オートフォーカスを使ってもマニュアルでピントを再調整する。そのためにはフォーカスギアがレンズに装着されていなくてはなりません(使ってますか?)。 そして撮影したらカメラの液晶モニターで拡大してみてピントが合っているかを確認しましょう。 最終的にはパソコンのモニターで100%まで拡大して、目にビシッとピントがきていればOK!
目にピントを合わせることは誰もが知っているとはいえ、どこまで忠実に、そして正確に実践しているか、となると不安のある人もいるかもしれません。 ちゃんとできている人は、今回のコラムをさらっと流しちゃって下さい。
P.S. 八木さん、一日早くUPしちゃってごめんなさい
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